お知らせ

2026年度 新年のご挨拶

お知らせ

2026年度年始のご挨拶

2026年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年、2025年という年は、後世において「世界の枠組みが大きく書き換えられた転換点」として刻まれるであろう、激動と革新の1年でした。

年明け早々、米国ではトランプ大統領が2期目の就任を果たし、国際政治や経済におけるパワーバランスの変化を世界に強く印象付けました。

国内においては、秋に高市内閣が発足し、憲政史上初の女性総理大臣が誕生したことも記憶に新しいでしょう。

この出来事は、長らく誤って認知されてきた日本のジェンダーギャップやリーダーシップの在り方にも一石を投じ、公平な実力本位の社会へ舵を切る象徴的な出来事であったと捉えております。

また、大阪・関西万博の開幕は、これまでの万博もそうであったように、近い将来の日常になるであろう「未来の社会」を世界に示し、戦後80年という節目の夏は、今日の日本という国の繁栄が、先輩諸兄姉が築いてきた平和という礎の上に成り立っていることを再認識させ、不確実な世界情勢の中での「平和と協調」の重みを再認識する機会となりました。

こうした大きな潮流の中で、企業経営に求められる視座も変わりつつあります。

国が変わり、リーダーが変わり、未来の形が変わっていく中で、私たち中小企業は旧態依然とした慣習から脱却し、真の意味での「変化への適応」が求められています。

特に、女性宰相の誕生が象徴する、属性にとらわれず個の能力を最大限に活かすという本当の意味での「ダイバーシティ(多様性)」の推進は、もはやただのお題目ではなく、中小企業の生存戦略そのものでもあります。

依然として少子高齢化が進む中、多様な人材が活躍できる土壌を持たない企業は、これからの時代、その存続さえ危ぶまれることになるでしょう。

さて、このような情勢を踏まえ、2026年以降のビジネス環境を見通したとき、私たちはどこへ向かっていくのでしょうか。

私は、2026年こそが、長年叫ばれてきた「人手不足」という言葉の意味が質的に変化する「特異点」になると予測しています。

これまでの人手不足は、あくまで「募集すれば(条件次第で)人が来る」という前提の中での需給ギャップでした。

しかし、団塊の世代が後期高齢者となり、生産年齢人口の減少がさらに加速するこれからの社会では、もはや従来の手法では、いくらお金を出しても人が採れない「労働供給制約社会」が常態化します。

同時に、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化は、ホワイトカラーの業務プロセスをすでに根底から覆し始めていることは、皆様もすでに体感されている通りかと思います。

2026年は、AIが単なる「便利なツール」から「実務を担うパートナー」へと昇華する年となるでしょう。

ここで問われるのは、「AIに代替される仕事」と「人にしかできない仕事」の切り分けです。

生成AIの進化は留まることを知らず、これまで人間だけの領域とされていた「課題の発見」や「論理的な解決策の提示」すら、すでにAIが担うようになりつつあります。

つまり、これまで優秀な人材の定義とされてきた、優秀な頭脳や高度な処理能力といった機能的なスキルが一般化しているのです。

それでは、論理や正解をAIが瞬時に弾き出す時代において、人間に残されている領域とは何でしょうか。

それは、創造性やホスピタリティ、倫理的判断、そして複雑な利害を調整する情緒的な力、いわば「人間ならではの体温」を感じさせる価値です。

そして何より、これからの採用・組織づくりにおいて決定的に重要になるのは、定量的には表すことができない「企業文化への共感(カルチャーフィット)」や「感性や空気感の一致」です。

「何を為すか」がAIによって平準化されていく中、「誰と、どんな想いで為すか」という、ある種もっとも人間臭く、数値化できないフィーリングの部分こそが、組織の結束力を高め、企業と個人双方の成長を生む源泉となります。

こうした大きなトレンドの中で、私たち人材ビジネスに課せられた役割もまた、進化しなければなりません。

これまでのような「欠員が出たから人を補充する」というパッチワーク的な採用活動では、企業の成長は維持できません。

「金利ある世界」が戻つつある今、ヒト・モノ・カネの投資効率がさらに厳しく問われるようになり、人材戦略の巧拙が、企業の存続そのものを左右する要素となっています。

今後は、ただ人を採用するのではなく、企業文化・感性の合う人材だけを採用し、社員一人ひとりのエンゲージメントを高め、適切な教育・研修やリスキリングによって生産性を向上させ、多様な人材が活躍できる組織文化を創り上げること、すなわち、真の意味での「人的資本経営」の実践こそが、中小企業が勝ち残る唯一の解となります。

おかげさまで、弊社は昨年10月をもって「10期目」という大きな節目を迎えることができました。

創業以来、中小企業の皆様の採用支援に奔走してまいりましたが、この10年で「働く」ということの定義も、手段も、価値観も劇的に変化しました。

私たちはこの10周年の節目を「第2創業期」と位置づけ、決意を新たにしております。

政治や社会が大きな変革を迎えたように、中小企業の採用・組織づくりにおいても、過去の成功体験に固執しない新たなスタンダードが必要です。

平和な社会基盤の上で、企業と人が共に成長し、活気に満ちた日本経済を創り上げていく。

そのために、私たち自身も変化を恐れず、皆様の「人材戦略」における最高のパートナーとして、次の10年も伴走し続ける覚悟です。

折しも、本年の干支は六十干支で「丙午(ひのえうま)」にあたります。

「丙」は太陽のような強い陽気を、「午」は活発な活力を表し、この二つが重なる年は、激しいエネルギーで旧弊を打破し、新たな成長を遂げる「変革の年」と言われています。

まさに、第2創業期として新たな船出を切る弊社、そして次代への挑戦を誓う皆様にとって、これ以上ない追い風となる年回りと言えるでしょう。

社会が大きく動いた翌年の今こそ、足元を固め、共に未来への一歩を力強く踏み出そうではありませんか。

結びに、本年が皆様にとって飛躍の年となり、実り多き一年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

2026年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

アルフォース・ワン/山根

株式会社アルフォース・ワン
代表取締役 山根 謙生

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