2024年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。
まず、石川県能登地方を震源とする大地震、羽田空港で発生した航空機の接触事故、北九州市で発生した飲食店街火災と、心の痛む災害や事故が多発しております。
これらの災害・事故によって亡くなられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災者の方をはじめ、年初から困難な状況に遭遇された皆さま方に心からお見舞い申し上げます。
さて、昨年も多くの皆様に弊社のサービスをご利用いただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
弊社は2023年10月をもって無事に8期目を迎えることができました。
これも一重に、日頃からご指導ご鞭撻をいただいている皆様のお蔭に他なりません。
2023年は、良くも悪くも、ここ近年で最も多くの『変化』があった1年だったと思い返します。
海外諸国で続く戦争・戦闘行為、政界・自動車業界・芸能界などで発生している、人々の不信を招く大きな問題など、「マイナスの変化」によって実害を被っていたり、不安な日々を過ごされている方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、コロナショックからの経済回復や、chatGPTをはじめとする生成AIの発展など、「プラスの変化」があったことで、未来への希望を感じられる側面もあったのではないでしょうか。
私たちが生きる現代社会では、このような変化が大小問わず常に起こり続けています。
特にビジネスの世界では、少し目を離した隙に一瞬で技術が進化したり、社会情勢やルールが変わってこれまでの常識が通用しなくなったりと、変化に対応できないことは致命傷になり兼ねません。
東芝やダイハツ、ビッグモーターといった有名企業でさえも例外ではないことを、皆様も昨年目の当たりにされたのではないでしょうか。
過去の成功体験や慣習に固執することなく変化に柔軟に対応することは、経済産業省の推進する「人的資本経営」においても触れられており、いま改めて人材の価値にスポットライトが当たっています。
・企業(事業)は人なり/松下幸之助、ピーター・ドラッカー
・人は城、人は石垣、人は堀/武田信玄
といった偉人の格言にもあるとおり、経営において「人」が最も大切であると世の中では叫ばれていますが、人材の価値を正しく理解して投資し、経営の中心に人材戦略を置いている中小企業はいまだ多くはありません。
個人の価値観や生活スタイルが多様化し、これまでの人材戦略が通用しなくなっている現代において、弊社はこれまで以上に中小企業の皆様に寄り添い、ご支援していきたいと考えております。
企業経営の根幹を支える「人材採用」の無くてはならないパートナーを目指し、これからも努力を重ねて参る所存でございますので、引き続きのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
結びに、本年が皆さまにとって良き一年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2024年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社アルフォース・ワン
代表取締役 山根謙生