2025年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も多くの皆様に弊社のサービスをご利用いただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。

弊社は2024年10月をもって無事に9期目を迎えることができました。これも一重に、日頃からご指導ご鞭撻をいただいている皆様のお蔭に他なりません。

2024年は、生成AIの普及やWeb3関連技術の発展、今年の漢字「金」を象徴するパリ五輪での日本人選手の活躍など、明るい話題が多くある一方で、自然災害や国際情勢の不安定化、闇バイトの横行といった社会問題も浮き彫りになった1年でした。

特に、石破内閣の発足やトランプ大統領の勝利といった出来事は、改めてリーダーシップの重要性を私たちに問いかけるものとなりました。

私たちが身を置く人材業界においても、スキマバイトサービス「タイミー」の上場に見られるような新たな雇用形態の台頭や、時間外労働の上限規制開始に伴う働き方改革の加速化など、大きな変化が見られました。「年収103万円の壁」の引き上げ議論も引き続き注目を集めており、企業の採用戦略や雇用方法にも大きな影響を与えることが予想されています。

また、日本国内で発生している外国人犯罪の問題は、外国人HR領域に携わる弊社としても、その社会的責任を改めて認識させられる出来事であり、私たちの運営する「外国人採用の窓口」においても、より一層のコンプライアンス遵守と適切な対応が求められています。

このような変化の激しい時代において、企業が持続的な成長を遂げるためには、変化に柔軟に対応できる組織づくりと、それを担う人材の確保が不可欠です。

特に、中小企業においては、限られた経営資源の中で、いかに効率的に優秀な人材を採用・育成していくかが今後の命運を左右すると言っても過言ではありません。

昨今は、働き方改革や人的資本経営といった言葉が広く知られるようになり、「人材」の重要性は多くの企業で認識されています。

しかし、具体的にどのような施策を実行すれば良いのか、あるいは自社に最適な人材戦略とは何か、悩まれている経営者の方も多いのではないでしょうか。

弊社は、創業以来「中小企業の採用活動を二人三脚で。」というスローガンを掲げ、中小企業の皆様の採用活動をあらゆる側面からサポートしてまいりました。

変化の激しい時代だからこそ、これまでの経験や慣習にとらわれず、新しい技術や手法を取り入れながら、お客様一人ひとりのニーズに寄り添った最適な採用戦略をご提案することで、企業の成長に貢献できるよう、これからも尽力してまいります。

結びに、本年が皆さまにとって実り多き一年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

2025年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社アルフォース・ワン
代表取締役　山根謙生